植生データベースと関連プログラム Vegetation-Plot Database
カシミール３Ｄ、国土地理院地図との連携
ＤＡＮ杉本氏によるカシミール３Ｄや、地理院地図（電子国土Web）を用いると地図座標の取得が極めて簡単になる。- FVD5のデータ入力にあたって、地図座標を簡単に取得する
⇒ 緯度経度入力支援機能（FVD5 Version 5.10で一部変更） - カシミール3D、又は地理院地図から経緯度を取得して、地理メッシュコードを計算する機能を
単独のユーティティプログラムとした：
最新版のダウンロード FVD511.lzh 895KB FVD511.exe 1,434KB（FVD511.exe, 他）
① カシミール3Dを用いるもの Kash2Grd.exe
② 地理院地図を用いるもの GSI2Grd.exe
Kash2Grd.exe で、緯度・経度、メッシュコードを取得
カシミール３D の地図から、緯度、経度、標高、メッシュコードを取得して、他のソフトに貼り付ける機能だけを抽出・特化したユーティリティ・アプリ
- カシミール３D、Kash2Grid、データを書き込むソフト の３つを起動する
- カシミール３D上の対象地点にカーソルを置き、マウスの右ボタンをクリック
- 「新規作成」⇒「ウエイポイント作成」⇒「情報をコピー」
- Kash2Gridの
をクリック - Kash2Gridの表示を所定の形式にして、求めるデータセットのボタンをクリック
- 表計算ソフトなど、所定の場所にデータを貼り付ける
⇒ Kash2Gridによる位置情報取得の詳細
最新版のダウンロード Kash2Grd.lzh 839KB Kash2Grd.exe Ver.1.14 本体（ヘルプ組み込み済み）
GSI2Grd.exe で、緯度・経度、メッシュコードを取得
- 地理院地図（電子国土Web）、GSI2Grid、データを書き込むソフト の３つを起動する
- 地理院地図上の対象地点にカーソルを置き、マウスの右ボタンをクリック
- 対象地点が中央に移動し、十字線が表示され、地名や緯度・経度などの位置情報が表示される
- マウスの左ボタンで、位置情報の全体を選択し、右ボタンの[copy]で情報をコピーする
- GSI2Gridの［地理院地図］ボタンをクリック
- 以下、上記のKash2Gridに同じ
改良履歴
ver. 1.20 2016.10.17 データを地理院地図から受け取るようにする
ver. 1.21 2016.11.12 分、秒の桁が少ない時の処理を講じる
ver. 1.22 2017.08.02 地名を先に分離し、度分秒の文字があったときのエラーを回避
（2018.04.18 ヘルプを修正して再コンパイル）
最新版のダウンロード GSI2Grd.lzh 902KB Kash2Grd.exe Ver.1.22 本体（ヘルプ組み込み済み）
カシミール３Ｄの地図上へ分布点を示す
ＦＶＤ５からデータを得る
- 「検索」メニューの「分布データ抽出（GPS POT）」を選択
- 検索する植物名と優占度条件を入力、検索
- 内蔵エディタに該当測定のPOTデータが出力される
- ［保存］ボタンをクリックしてデータをファイル化する（拡張子は.pot）
- カシミール３Dの「ファイル」メニューのの「GPS各種ファイルからの追加」を選び、読み込む
- 地図右のツールバーの［GPSウェイポイント］（画鋲のボタン）を表示にする
- 測定（relevé）の位置はカシミール3Dの「ウエイポイント」として表示されるので、
マークの種類、背景地図は、カシミール３D上で、自由に変更できる。
カシミール３Ｄで、50mメッシュ標高図上にブナ林（ブナの優占度４以上）を表示（霧島山）
ＦＶＴ５からデータを得る
- データベースから、任意の検索を行って組成表を作成する
- 表を組替えて、群落（植生タイプ）を抽出する
- 余分な列を削除して、必要な植生のみの表を作る
- 「ファイル」メニューの、「分布データ等を出力」から、「GPS POTデータ」を選んで出力。
- カシミール３Dの「ファイル」メニューのの「GPS各種ファイルからの追加」を選び、読み込む
- 地図右のツールバーの［GPSウェイポイント］（画鋲のボタン）を表示にする
- 測定（relevé）の位置はカシミール3Dの「ウエイポイント」として表示されるので、
マークの種類、背景地図は、カシミール３D上で、自由に変更できる。
5万分の１地形図上にブナ林の位置を示す