クスノキ科 Lauraceae－２
クロモジ属 Lindera (1)
葉脈は基部から３本が目立つ３行脈
ダンコウバイ、シロモジ、テンダイウヤク、
葉脈は主脈が１本の羽状脈
ヤマコウバシ、アブラチャン、 カナクギノキ、ケクロモジ、
ウスゲクロモジ、ヒメクロモジ、クロモジ、 オオバクロモジ
ダンコウバイ、シロモジ、テンダイウヤク、
葉脈は主脈が１本の羽状脈
ヤマコウバシ、アブラチャン、 カナクギノキ、ケクロモジ、
ウスゲクロモジ、ヒメクロモジ、クロモジ、 オオバクロモジ
ダンコウバイ Lindera obtusiloba Blume
新潟県・福島県以南の本州、四国、九州、および朝鮮半島・中国の暖温帯・冷温帯下部に分布する雌雄異株の落葉低木。
広島県：島嶼部から山地の林内に広く分布し、葉の展開に先立って、3～4月に咲く。
広島県植物誌 p.143、図12（分布図）；東城町植物誌 p.97；呉市植物誌 p.94；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
広島県：島嶼部から山地の林内に広く分布し、葉の展開に先立って、3～4月に咲く。
広島県植物誌 p.143、図12（分布図）；東城町植物誌 p.97；呉市植物誌 p.94；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
ダンコウバイの葉、雄花(右下）
ダンコウバイ 未熟果、葉脈は葉柄から３本に分かれる。
シロモジ Lindera triloba (Siebold & Zucc.) Blume
= Parabenzoin trilobum (Siebold & Zucc.) Nakai
中部以西の本州、四国、九州の暖温帯と冷温帯下部に分布する雌雄異株の落葉低木、日本固有種。
広島県：西部沿岸地から西部山間地に分布し、西部細区には特に多い。花は4月、果実は当年の秋に赤熟する。
広島県植物誌 p.146、図13（分布図）；呉市植物誌 p.96；宮島植物 p.78；呉市目録 p.26； 広島県の植物図鑑へ
中部以西の本州、四国、九州の暖温帯と冷温帯下部に分布する雌雄異株の落葉低木、日本固有種。
広島県：西部沿岸地から西部山間地に分布し、西部細区には特に多い。花は4月、果実は当年の秋に赤熟する。
広島県植物誌 p.146、図13（分布図）；呉市植物誌 p.96；宮島植物 p.78；呉市目録 p.26； 広島県の植物図鑑へ
シロモジ 未熟果。葉脈は葉の基部の少し内側から３本に分かれる。
シロモジの落花果実、果皮は不規則に裂開する
テンダイウヤク Lindera aggregata (Sims) Kosterm.
中国原産（乌药, wu yao）、薬用として渡来した雌雄異株の常緑低木。
広島県：庭園樹として、中南部で稀に植栽される。４月に咲く。
広島県：庭園樹として、中南部で稀に植栽される。４月に咲く。
テンダイウヤク 花
和名は漢名（烏薬）の音読み、浙江省天台地方産が重用されたためテンダイウヤクと呼ばれる。
ヤマコウバシ Lindera glauca (Siebold & Zucc.) Blume
関東以南の本州、四国、九州、および朝鮮半島・中国の暖温帯から温帯下部に生育する雌雄異株の落葉低木。
広島県：島嶼から高原面の林縁、二次林中に生育し、4～5月に咲く。
広島県植物誌 p.143；東城町植物誌 p.97；呉市植物誌 p.94；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
果実は黒熟し、枯れ葉が翌春まで落ちない。 広島市植物公園では、受験生の「落ちない」お守りとしてヤマコウバシの葉のしおりを発売している。 クスノキ科の落葉樹で葉柄に離層が発達しないのは本種くらいであるが、ブナ科には少なくない。
広島県：島嶼から高原面の林縁、二次林中に生育し、4～5月に咲く。
広島県植物誌 p.143；東城町植物誌 p.97；呉市植物誌 p.94；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
果実は黒熟し、枯れ葉が翌春まで落ちない。 広島市植物公園では、受験生の「落ちない」お守りとしてヤマコウバシの葉のしおりを発売している。 クスノキ科の落葉樹で葉柄に離層が発達しないのは本種くらいであるが、ブナ科には少なくない。
ヤマコウバシ 未熟果
アブラチャン Lindera praecox (Siebold & Zucc.) Blume
= Parabenzoin praecox (Siebold & Zucc.) Nakai
本州、四国、九州の暖温帯から冷温帯下部に分布する雌雄異株の落葉低木、日本固有種。
広島県：高原面から山地の渓畔に多い。葉の展開に先立って、4月頃に咲く
広島県植物誌 p.146；東城町植物誌 p.98；呉市植物誌 p.95；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
本州、四国、九州の暖温帯から冷温帯下部に分布する雌雄異株の落葉低木、日本固有種。
広島県：高原面から山地の渓畔に多い。葉の展開に先立って、4月頃に咲く
広島県植物誌 p.146；東城町植物誌 p.98；呉市植物誌 p.95；呉市目録 p.26；北広島町 p.184； 広島県の植物図鑑へ
アブラチャンの果実には皮目があって、ざらつく
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