- Galium paradoxum Maxim.
北海道、本州、四国、九州、及び朝鮮、中国、熱帯アジア、極東ロシアの冷温帯に分布する多年草。
広島県：西部山間地の林床に生育し、7～8月に咲く。
広島県植物誌 p.343；植物誌補遺 p.43；山野草夏 p.167； 広島県の植物図鑑へ

Schönbeck-Temesy and Ehrendorfer (1989) によれば、Galium paradoxum は、中国産の２亜種と、日本産の１亜種に分けられ、日本固有の亜種に上記の亜種名が付けられた。 日本産の亜種は比較的葉が大きく、先がとがり、短い毛状突起を有する。花も大きめである。

本州、四国、九州、及び朝鮮の暖温帯から冷温帯に分布する多年草。
島県：島嶼部、沿岸地から山地の林縁、草地に生育し、5～7月に咲く。
広島県植物誌 p.343；東城町植物誌 p.201；呉市植物誌 p.165；呉市目録 p.148；山野草夏 p.169；北広島町 p.226； 広島県の植物図鑑へ

花弁の外側上部に毛がない型。
広島県：島嶼部に生育する。
広島県植物誌 p.343

（オヤマムグラ）
= Galium pogonanthum Franch.& Sav. f. trichopetalum (Nakai) Ohwi
近畿地方以西の本州、四国に分布する多年草。
広島県：神石高原に生育し、5～7月に咲く。
広島県植物誌 p.344；植物図選 Ⅲ-88；東城町植物誌 p.201；植物誌補遺 p.43；山野草夏 p.168； 広島県の植物図鑑へ
茎に開出毛、葉に毛が多いもの。

南千島、北海道、本州、四国、九州、及び朝鮮、中国の冷温帯・暖温帯に分布する多年草。
広島県：高原面から山地に生育し、8～10月に咲く。
広島県植物誌 p.344；東城町植物誌 p.201；呉市植物誌 p.165；呉市目録 p.148；北広島町 p.226； 広島県の植物図鑑へ

北海道、本州、及び朝鮮の冷温帯・暖温帯に分布する多年草。
植物誌補遺 p.21；山野草秋 p.158； 広島県の植物図鑑へ

南千島、北海道、本州、四国、九州、南西諸島、及びユーラシア、アフリカの冷温帯、暖温帯に分布する一年草。
広島県：島嶼部、沿岸地から山地の林縁、草地に生育し、5～6月に咲く。
広島県植物誌 p.344；東城町植物誌 p.202；呉市植物誌 p.166；呉市目録 p.149；野の花 p.38；北広島町 p.226； 広島県の植物図鑑へ
　基本変種の var. spurium は、果実が無毛で、ユーラシア西部に分布する。