設定メニューの詳細
（コマンド型メニュー）
設定ファイルを読込み、一括変更
- 任意の設定ファイルを読み込み、データの項目名などを一括変更することができる。
- 新たに設定された内容は標準設定フィル（FVD5.ini）に保存され、
次回の起動時に再現される。
- 設定ファイルを読み込むと、編集画面の下部に設定一覧を示す表が現れる。
設定一覧は、ウィンドウの高さを小さくして隠すことができる。
設定ファイルの構造へ
項目名をファイルに埋込む
- データベース・ファイルには、データ作成時の見出し項目が埋め込まれている。新たに設定を変更した場合、その内容（英語表現など）をデータベース・ファイルに埋め込む。
- ［設定］メニューの［項目名をファイルにタ埋込む］を選択すると、
現在の画面で使用されている項目名がデータファイルに書き込まれる。
- 次回にデータファイルを開いたときは、その見出し項目名が使用される。
座標取得地図の切替え
- 緯度・経度・メッシュコードを取得する地図を切り替える。
- ［設定］メニューの［座標取得地図の切替え］を選択すると、
使用する地図の「カシミール3D」と「地理院地図（電子国土Web）」が切り替わり、取得ボタンの表示が変更される。
- 次回に起動したときは、選択された地図が使用される。
（チェック型メニュー）
- 「設定」メニューの3行目以降には、設定状態のチェックマークが表示されている。
- 項目をマウスでクリックすることにより、オン・オフが入れ替わる。
□ 出現種数を自動計算
- 出現種数の入力欄は、入力した植物数に応じて書き換えられる。
- 文献データなどで、実際の種数と記入できる植物名の数が一致しない場合はチェックを外し、正しい数を入力する。
- チェックを外している場合でも、入力ボックスの左側に「入力種数」がカウントされているので、そのボタンをクリックすると、入力欄に入力される。
□ ドロップリストを使う (V.5.20まで)
・植物名を学名で入力するときなど、
入力にドロップリストを使いたくない場合には、チェックを外す
□ 植物リストに自動追加 (V.5.20まで)
- 植物名入力にドロップリストを使用しているとき、入力した植物名がリストに無い場合、その名をリストに登録する。
- 登録和名の数が増加した植物名リストは、FVD5を終了する前ならば、保存することができる。
- このとき、間違った名前であっても登録は行われているので、保存したリストはエディタで編集する必要がある。
□ IMEを自動制御する (V.5.20まで)
- ここにチェックマークが入っていると、植物名の入力欄など、カナがふさわしい欄では、IMEがカナ入力モードになる。
- 英文字やひらかなを使用する場合は、チェックマークをオフにしておく。
- 既定値はオン。
□ 最少限の警告にとどめる
- ここにチェックマークが入っていると、レコードを保存するときなど、通常動作での「動作確認」が省略され、作業が簡易になる。
- チェックが入っていない場合、変更のあったデータからの移動、データの書き込み時など、「動作確認」が行われるので、不用意なデータ変更が生じにくくなる。
- 既定値はオン。
□ 植物入力時に音を出す
- 行頭、つまり植物名の入力位置にカーソルが移動したとき、ビープ音で知らせる。
植物データをブラインドタッチで入力する場合には便利であるが、周囲がうるさい。
- 既定値はオン（鳴らす）。
□ 読込時にデータを検査
- ファイル名を指定して、レコード・データを１件読込んだ際に、植物名の重複、優占度の欠落などのデータ検査を行い。異常があれば、警告する。
- このデータ検査はファイルへの書込み時に行われているが、修正しないで保存することも可能である。このような、修正不足のデータであることを知らせる。
- 既定値はオフ。
□ 植物名のみ先行入力する
通常の入力時には、植物名を入力すると、引き続いて、階層別の優占度等を入力しなければならない。
この項目にチェックを入れると、植物名のみを、次々に、打ち込むことができるようになる。
ただし、植物名のリストを、クリップボード経由で、張り付ける場合はチェックが無くとも可能。