ファイルの変換と検査(ツールメニュー)
既存のデータを取り込んだり、他のソフトで利用するためのデータ形式で出力するなど、データファイル関係のツール。
インポートとエクスポート
タグ付きテキストでインポート(読込み)
- FVD5で、エクスポート、または、VegTab2Txt.exe で作成・調整したタグ付テキスト形式ファイルを読み込んで、データベースに加える。
- タグ無しテキスト形式のファイルを読んで、現データベース・ファイルに加える。
- 読み込むファイル名を指定すると、テスト読込みが行われ、データの検査が行われる。
- テスト読み込みの内容を確認し、読み込みを続けるか中止するかを選択する。
- 「読み込みを続ける」を選択すると、最初のレコードが表示される。
- 内容を確認して一つずつデータベースに登録する場合、 のボタンをクリック、
または、「編集」メニューの、「表示中のレコードを書込」を選択
- 内容を確認せず、一括登録する場合、
のボタンをクリック、
または、「ツール」メニューの、「残りテキストを連続読込」を選択
- テキスト読込みを中止する、
のボタンをクリック、
- タグ付テキストをFVD5の画面上にドロップしてもよい。
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タグ付テキストの構造
タグ付きテキストでエクスポート(書き出し)
- 他のデータベースへエクスポートするために、データが所属する項目のタグを付し、植物名・階層・優占度記号を並べたテキスト形式のファイルを作る。
- 始めに出力する範囲をレコード番号によって指定し、その後出力するファイル名を入力する。
- この形式が最もファイルサイズが小さく、他のシステムとの間でデータ交換をするのに適している。
タグ無しテキスト(旧:標準互換テキスト)でインポート(読込み)
- タグ無しテキスト形式のファイルを読込み、現データベース・ファイルに加える。
- 読込み手順は、タグ付きテキストのインポートと同じ。
⇒
タグ無しテキストの構造
タグ無しテキストでエクスポート(書き出し)-廃止
- データベースからタグ無しテキスト形式のファイルに書き出しをおこなう。この形式は、データベースの結合、分離にも使用できる。
- 始めに出力する範囲をレコード番号によって指定し、その後出力するファイル名を入力する。
- この形式は、行の位置で内容を判断しているので、行数の変化が起こらないように注意する。
表形式テキストから読み込むには
- Version 4 までサポートしていた表形式ファイルの読込み機能は廃止した。
- 支援アプリケーションのVegTabToText.exeでタグ付きテキスト形式に変換して読み込む。
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入力用表形式ファイル
別ファイルのデータを統合する
現在のデータファイルに、
別ファイルのデータを選んで連結する。
- [ツール]メニューから、[別ファイルから連結]を選ぶ。
- データを読み取るファイルを指定する。
- 読み取るデータは、一部でも全部でもよい。
- 現在のデータファイルの末尾に、指定レコードが追加される。
- 繰り返し、部分的に読み込むことで、レコードの順を変更することができる。
- 1~3を繰り返すことにより、大きなデータベースを作ることができる。
ファイル構造を検査
- 1レコードがファイルにどのように納められているかを検査し、そのレコード順を示す。
- ファイル構造に異常が疑われるときに使用する。
結果は内蔵のメモノートに表示される。
- [ツール]メニューから、[ファイル構造を検査する]を選ぶ。
- 小窓が開き、ファイル構造が示される。
正常なファイルの例
メインデータファイル
C:\Data\植生データベース\FVD全国\日本全国2008.fvi
サブデータファイル
C:\Data\植生データベース\FVD全国\日本全国2008.fvd
メインレコード(fvi)数 = 22653 論理レコード総数(測定数と同じ)
サブレコード(fvd)数 = 59996 論理サブレコードの総数
メインレコード No.14540 の参照関係
rec 39140 測定レコード No.14540 は
+ 39141 論理サブレコードの39140~39145の
+ 39142 順に参照している。
+ 39143 (編集作業により、不連続も有り得る)
+ 39144
+ 39145
end
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壊れているファイルの例
メインレコード(fvi)数 = 895
サブレコード(fvd)数 = 2301
参照の無いサブレコード No.267 種数の訂正(減少)などで参照されなくなった
参照の無いサブレコード No.391
参照の無いサブレコード No.802
サブレコード No.1707は2回、被参照 同じレコードを2個所から参照している。
致命的エラーなので、一度テキストファイルに書き出し、
点検後、読み直す
メインレコード No.16 の参照関係
rec 36 このレコードはサブレコードの36~41を使用している。
+ 37
+ 38
+ 39
+ 40
+ 41
end
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植物名リスト
読込み
- 植物名の入力を簡単にするリスト・ファイルを指定して読み込む。
- リスト・ファイルは植物名をアイウエオ順に並べたテキストファイル(拡張子.txt)である。
- 現在使用中のリスト・ファイル名と、登録植物名数は、編集画面のステイタス・バーに表示されている。
- 内蔵リストの場合、リスト・ファイル名は Internal List と表示される。
書き出し
- 植物名の入力によって種数が増えたリスト・ファイルを書き出す。
- 出力されたファイルはテキストエディタで修正して、使用する。
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エゾヤマザクラ
エドヒガン
エノキ
エビヅル
エビネ
エビラシダ
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