ビャクダン科 Santalaceae-2

エングラー分類体系ではヤドリギ科に配置される。

カナビキソウ Thesium chinense Turcz.
北海道南部、本州、四国、九州、南西諸島、及び台湾、朝鮮、中国、シベリア、極東ロシアの冷温帯から亜熱帯に分布する半寄生草本、両性花をつける。
広島県:沿岸地から高原面の日当たりの良い草地に生育し、4~6月に咲く。
広島県植物誌 p.118;東城町植物誌 p.85;呉市植物誌 p.81;山野草春 p.20;北広島町 p.179; 広島県の植物図鑑へ

カナビキソウ
カナビキソウ



ヤドリギ Viscum album subsp. coloratum Kom.
= Viscum album L. var. coloratum (Kom.) Ohwi
= Viscum coloratum (Kom.) Nakai
北海道、本州、四国、九州、及び朝鮮、中国、極東ロシアの冷温帯・暖温帯に分布する雌雄異花同株の常緑低木。
広島県: 山地のブナ、ミズナラ、ケヤキ等の落葉樹に寄生する。2~3月に咲き、当年秋に熟す。
広島県植物誌 p.118;植物図選Ⅲ-33;海山博物 p.254;呉市植物誌 p.81;北広島町 p.179; 広島県の植物図鑑へ

ヤドリギ
早春のミズナラ枝上に、寄生した多数のヤドリギが見える

ヤドリギ
果実を着けたヤドリギ、果実の色は個体により淡黄色から橙赤色



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